墓地の地域柄によっては様々なハプニングがあります!

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ある田舎の山沿いに墓地がありました。日当たりの良い南向き斜面で、そこの自治体が造成した数百の墓地が収容できるかなり広いところです。

田舎のお年寄りは信仰心が篤いのだと思いますが、そこの皆さん頻繁にお墓参りに行かれます。

そこは山の斜面を切り開いたところですので見晴らしも良く、地域の人の住まいからも近いので、運動も兼ねてお墓参りをされているかたがとても多くおられました。

そして、お墓へのお供えの花は、家の畑で栽培した鶏頭や菊やセンニチコウなど自前の花を持ってこられる人が多いのです。

しかし、冬になればその足も少しばかり遠退き、墓地に行く回数も減っていってしまいます。

それでも何度かは出かけるのですが、その墓地で菊の花が無くなる事象が起きているのです。墓地だから、当然にお花が飾ってあり菊の花は定番の一つです。

仏花としてよく見かける花は、丈夫なスターチスや豪華なランなどがありますが、榊をはじめこれらの花には全く手がつけられておらずに、菊の花だけが先の方をちょん切られているのです。

小菊は余りなくならずに、大輪の花がやられるのです。菊の葉っぱや茎はそのままなのです。

いつもどうしたのかと不思議がっていたのですが、どうも犯人は鹿なのでした。

どうやらこの墓地では冬になれば山に食べ物が少なくなるので、墓地へ出向けば美味しい菊の花があると分かっている鹿が出没するそうです。

夜中まで鹿の番をするわけにもいかず、墓地にお墓のある皆さんは、これも供養だなとどなたも鹿を退治しようとは考えていませんでした。。

よく誰かの生まれ変わりだ何て言い方をしますが、墓地に出没する鹿が亡き人の生まれ変わりならと多少寛容な気持ちもあるのです。

冬の墓地は,寂しいから鹿が守ってくれているのかもしれません。お墓のまんじゅうや菊が無くなっても比較的ゆったりとしておれるのも墓地に守られているという考え方があるからかもしれませんね。